専業主婦なんです
タイトルの通り、私は専業主婦なんです。
それだけでネット炎上しそうな気がして…世界の端っこでひっそり宣言しておく。
昔から花嫁業に憧れていたわけではなく、流れに任せるまま生きてきたら、こうなっていた。
FacebookやInstagramで、子どもの後ろ姿の写真と共に「私はワーママで社会貢献しながら、家事も手を抜かない、でも24時間子どもと向き合って家をちゃんと守る専業主婦も尊敬してます♡」と書きなぐる人がいたり、実際の友達に「あたしはヒマなの無理やから、専業主婦できへんわぁ」と言われたりするのである。
ここで専業主婦側として、色々反論したくもあるが、違うのである。
根本は学校教育の「大人になったら当然社会貢献をすべき」という長年の刷り込みと、親達のうんうんその通りという、疑わずに一緒になって刷り込みを行なっていることが問題じゃないかと推察する。
学校教育は(少し破綻しかけてるけど)そのスタンスで構わないと思うが、親の役割は「学校の考えが人生の全てでない」と気づかせてあげる事ではないだろうか。
働かない=悪、働く=尊い、という考えから、世間はもう少しゆるくなって欲しい。人々は色んな波にのまれながら、有職と無職を行ったり来たりして生きているのだから。
すこし話がズレているけど、今4歳の息子が大人になる頃には、さらにワークライフバランスの整ったゆるい時代になればと願うのである。
(ニラチュール、30代、専業主婦)