夏の終わりは、こんな一日だった
息子の夏休みは今日で終わり。ここ4日間ほど最後だからと張り切って、ひまわり畑や科学館に遊びに行っていたら、17時頃、ついに私の燃料が切れた。
お昼にアスパラベーコンのパンを1つしか食べておらず、燃料切れに空腹が加わった。
さらに息子もウトウトしはじめ、急いでお風呂に入れたのち、もっと急いでご飯を作った。
そうしたら、大失敗した。夜ご飯が。
どうしても山かけマグロが食べたかったので、スーパーで適当なマグロを買ったら、大外れ。
あまり美味しくなさそうだったけど、山芋かけたら紛れるだろうと思ったら、紛れなかった。悲しかった。
そしてキャベツと肉団子のスープが、びっくりするくらい不味かった。味について記述はしたくない。
甘とうがらしの麺つゆ炒めは美味しかったが、2つも失敗した悲しい気分を癒してはくれなかった。
もう、大問題なのである。
体力を使いきったあげく、食事で心身回復できなかったのである。
最後の力を振り絞り息子に茶漬けを出して、疲れ果て、ただぼんやりソファーに座っていた。
そこへ夫が帰宅した。「お腹空いた…」と涙目で訴えたら、ささっと失敗したもの達を片付け、オムレツとインスタントスープを作り、出してくれたのである。後光が差す夫。回復する私。
さらに夫は例のマグロをユッケ風に美味しく改造して食べていた。ハイパーイクメン夫だと思った。
疲れている時は料理しちゃダメだ。
いつもそう思うが、何故か疲れている時に張り切ってしまう。
今年の夏はマグロに終わった。