夜の柴原駅にて

年末、関西に帰省していた。

 

緊急事態が重なって、夜の21時ごろ私は息子と大阪モノレール柴原駅にいた。

 

タクシーで帰りたくともロータリーには一台も停まっておらず、駅員さんすらいない真っ暗な駅だった。

そばに大きな病院があるので、きっと面会時間内には人々やタクシーが行き交っている事であろう。

 

スマホで某タクシー会社の配車に電話したら

「金曜日の夜なので、到着には10分くらいかかる」と言われた。それでも待つしかない。

 

10分後、配車係から電話があった。

「乗務員が少路駅に着いたと言っていますが、ロータリーのどこにおられますか?」

 

あぁ、とてつもなく大失敗した。隣の駅を伝えてしまった。

配車係は無理でしょと言わんばかりに、諦めるよう促された。それでも、帰るにはお願いするしかなかった。

後悔とその日の大寒波に、辛くて寒くて涙が出そうだった。

息子と2人で抱き合って待っていた。

 

15分後、タクシーが来た。

運転手さん怒ってるだろうな…としょんぼり入ったら「寒かったね、遅くなってごめんね〜」と暖房をMAXにしてくれた。メーターには迎車代だけ表示されていた。

道中は山手台の凍った道路の話をしてくれたり、心からやさしい運転手さんだった。

 

救われるというのはこういう気分だったんだなぁ。

最近わりと慎重に生きていたから忘れていたなぁ。

暖かくなってきた車内でぼんやりと考えていた。

 

 

 

不眠に悩む

夜は23時半ごろ寝る。朝は7時半ごろ起きる。

息子も夜泣きしなくなり、総じて、たっぷり睡眠が取れている。

息子が幼稚園児の数年だが、このペースで生活できそうだ。

 

しかし、最近どうもうまく眠れなかった。

眠たいのになかなか寝れず、寝ても30分くらいで汗が出て起きてしまう。そしてトイレ。

夜中の3時4時ごろも同じような症状が出る。

 

自律神経?甲状腺?まさか心の病...と思っていたらどうやらカフェインのようだ。

 

週末うなぎを食べ過ぎて、胃を壊してしまい絶食していたら、よく眠れること!
日曜日は数か月の分を取り返すように、ほとんど寝ていた。

はて、このごろコーヒーを飲みすぎていたな、と気づいた。

 

「夜さえ飲まなければ大丈夫」と油断していた。

コーヒーメーカーで作る際、せっかくだからと二杯分入れ、友達と喫茶店に行くことも多かった。

 

気づきがまさかのうなぎだったが、分かって良かった。

睡眠を削るべき仕事もないので(無職です)控えるのが一番であろう。

若いころは何杯でも飲めたし、夜ご飯の後も飲んでいたのになぁ。少し残念である。

2号線

約30年 関西で過ごし、2号線をしょっちゅう移動していた。

 

2号線は長い。

私の場合は主に中国道大阪モノレールと並走しながら、伊丹空港、阪大、千里丘の住宅街、太陽の塔へと抜けていく事を「2号線」と呼んでいた。

逆も然り。

 

大阪万博で整備されたからなのか、道路自体はスッキリとしている(一歩離れると大阪っぽく、ごちゃごちゃしている)

私はあの風景が好きだ。

 

親の車や遠足のバス、一人で、または友達と、あらゆる場面があった。

数回だけれど、泣きながら運転したこともあった。

 

引越しがまもなくだ。
いよいよ地元に戻れなくなった。

 

 

 

引越し狂騒曲

10年前に台湾か韓国で手相を見てもらった時に、

「ア、あなた引越の線出テルネ」と言われた。

それからバタバタと3回引越しをした。

 

引越しというのは、とんでもない脅威だ。

 

もれなく3回とも狂った。大狂乱だった。

すべて夫の転勤に拠るものだったので、やはり夫が引継ぎや送別会に忙しく、1人で進めていると終わりの頃に爆発する、というパターンだった。

 

そして、今ナウ、引越しの準備をしている。

理由は転勤でなく、しかも近距離なので難易度は低い。

1ヶ月も前から箱をもらい、週末ごとに詰めたりと順調そのものだった。

 

それでも狂騒曲は もれなく流れてきた。

私の妊娠騒動だった。

 

三連休の最初に検査薬が薄く反応し、さらに少量の血が出た。

婦人科は診療外なので、安静にするしかないとおもった。

 

血が出てる、重いものが持てない…むしろ動けるかも分からない。引越しまで時間がない。

引越しセンターに電話したり、諦めそうになったり、落ち込んだり、ひと騒動になってしまった。

 

生々しいので詳細は語らないが、結果的に妊娠ではなかった。

不妊治療しているから、敏感になりすぎていたようだ。

 

のんびり、ほっこり、ていねいに引越しするのは性格的に無理なようだ。たぶん これからもそう。

そんな引越し聞いた事ないけど。

三点リーダー状態

もともとボーッとした性格なのだけれど、ごくたまに、それ以上にボーッとなる時がある。

 

突然、何を見ても、どこにいても、頭の中が

 

「………」

 

三点リーダー状態と呼んでいる。

 

ありがたいことに無職なので、三点リーダー状態を思いっきり楽しめるのである。

 

本屋さん併設のカフェで「………」

 

子供と一緒に仮面ライダーを見ながら「………」

 

当然、何も得られない。仮面ライダーがいつ変身したかも覚えていない。

それでも いつもより真剣そうに見ているので、子供も満足しているようだ。

 

そして「………」は、ふと終わる。

その後 1週間くらいは冴えた日々が続くのである。

 

優秀な人間はきっとこの状態を上手に使いこなしているのではないだろうか。

いわゆる「切り替え上手」というものである。

 

 

お尻の受難

また、お尻だ。

 

1週間前に長旅をした。

往復7時間弱で色んな電車に乗った。

 

何かと座っていて、お尻が蒸れて痒くなった。

私の肌は汗に弱い。

 

帰ったら出来るだけ立ってお尻を乾かす生活を心がけようと思っていたら、息子が風邪をひいてしまい、数日間 自宅安静のため、また座る生活が続いた。

 

お尻は悪化する一方だ。

ブツブツまで出来てしまった。

 

誰にも見せないのに、お尻がツルツルしていない事は本当に恥ずかしい。

鏡で確認するのも絶対に嫌だ。

スッピンやパジャマで外に出る事よりも恥ずかしい。

自分の知られざるアイデンティティの1つかもしれない。

 

そろそろ自宅安静が終わりそうなので、乾かしていきたいと思っている。

 

 

 

毒舌あるある

RGさんの「あるある言いたい〜」に合わせている。

毒を吐きたい。ここが 自分のあらゆるSNSに繋がっていないことを祈る。

 

署名に「男・〇〇」を使う人がいる。

田中さんだったら、メールの最後に「男・田中 拝」。

こう書く男性は大抵、みみっちく、メンドくさい性格なのである。

そしてコワモテの風貌が多いので、絶対に面と向かって言えない。

 

なぜなのだ。

彼らはいつ頃どのような理由でその署名を使うようになったのだろうか。

「サバサバを自称する女」と同じ部類ではなかろうか。

 

芸能人の「男・〇〇」については、私はその方々をよく知らないので、除外している。

あくまでも実体験上での出来事である。

 

周りも薄々気づいていると思う。

そこに波風を立てる必要なんてないから、言わないのではなかろうか。

 

そして全く関係ないけど、私はRGさん・鬼奴さんのモノマネ「目を閉じておいでよ」が大好きである。